月別アーカイブ: 2014年5月

「痛み」とは?

みなさん、「痛み」について考えた事がありますか?

 
痛みとは、一言で言えば本人にしか分からない自覚的な感覚です。痛みの感覚の本来の役割は、体の異常をその人自身に知らせる危険信号です。もし痛みの感覚がなければ、極端な話、切り傷で血が出ていても、指の骨を骨折したとしても気付かずに放置してしまうかもしれません。

 
ところが、人間の体はそれ程精巧には出来ていなくて、体に危険がなくても痛み信号が発せられたり、逆に危険なのに発せられなかったりする事があります。

 
また、痛み信号は「心」が強めたり弱めたりする事もあります。

 
例えば、みなさん経験があるかどうか分かりませんが、腰痛に関して。何か心配事やストレスを感じた時に、腰の痛みを強く感じる事があります。これは、すごく精神的に追い込まれた時に苦しみが脳に伝わり過去に体験した同じような苦しみと関連させて、脳が精神的な苦しみを腰痛として認識してしまう事もありえるそうです。

 
もしかしたら、あなたが長く患っている腰痛は常に頭の片隅にある心配事や大きなストレスが原因のひとつになっているかもしれませんね。

腰痛予防のためにウォーキング!

腰周辺の筋肉が凝り固まって動きが悪くなってしまうと腰痛を引き起こしてしまいます。

 
現代人は仕事で一日中座りっぱなし、また立ち仕事で立ちっぱなしという事がよくあります。
そうなると腰部の筋肉がずっと緊張状態になり、疲労物質がたまり、痛い・だるいという症状が出来てきます。また、筋肉の緊張状態が続くと背骨や骨盤のアンバランスを引き起こしてしまい、腰の痛みの元になります。

 
ここで皆さんにおすすめなのがウォーキングです。

 
ウォーキングをする事で腰部の筋肉の血液循環がよくなり、緊張状態が緩和してきます。もちろん腰周辺の筋肉だけではなく手足の筋肉も使いますので全身の筋肉がほぐれてきます。

 
ウォーキングする時は自分の姿勢を意識すると自然と背筋が伸びます。その状態で、かかとから着地・体重を前側の足にしっかりと乗せて・後ろ足の指を使う事を意識して・後ろ足で地面を蹴って前に体を押しやります。

 
まずは20分を目安にしてみましょう。家の近所をぐるっと回ってもよし、近くの公園を歩くもよし、または通勤時にひと駅前で下車して歩くもよしです。

 
歩くと少し汗ばむような気候になってきました。腰痛予防のために今日からウォーキングを始めてみてはいかかがですか?

肩こりを防ぐパソコン操作時のコツ

パソコン操作時は画面を覗き込むような姿勢になったり、手元のデータ資料を見る時に下を向いたり、何かと肩こりを誘発する要因がたくさん潜んでいます。今日は肩こりを防ぐパソコン操作時のコツをお伝えします。

 

まず座り方。しっかりと骨盤を立てた状態で座りましょう。骨盤が後ろに傾くと背中が丸くなり頭の位置が前方に移動して首、肩に負担がかかってしまいます。骨盤を立てて座ると自然と頭の位置も背骨の真上にくるので骨で支える事が出来ます。

 

次は、同じ姿勢を取り続けない様にしましょう。ずっと座ったままではどうしても首や肩の筋肉が固く緊張してきます。一時間を目安に立ち上がって軽いストレッチをしましょう。おすすめは手を腰の後ろで組んで左右の肩甲骨を真下に引っ張る様に伸ばしましょう。この時、顔は鼻先が真上を向く様な感じで上を見ます。凝り固まった筋肉が一旦リセットされるので楽になりますよ。

 

最後に、データ入力作業が多い方は書見台(データホルダー)を使ってみる事をおすすめします。書見台を使うと資料を画面の横に持ってこれるので視線の移動だけで必要な情報を見る事が出来ます。下を見て、画面を見て、という頭の移動が減りますので首や肩にかかる負担も随分と減ります。

 

以上、簡単に出来るコツですので一度お試しあれ!

姿勢が悪いとどうなるか?

姿勢が悪いとどうなるか?

 

結論として、何一つ良い事はありません。

 

まず、姿勢が悪いと単純に見た目が悪くなると思います。どんなにおしゃれな服を着ても高価なアクセサリーを身につけても、背中が丸まっていたり、体がねじれていたらせっかくのおしゃれも台無しになってしまいます。逆に姿勢が良い人は、人に好印象を与えるでしょう。

 

そして、姿勢はその人の精神にも大きく影響を与えます。みなさん、試しに背中を丸めてみて「私は元気だ」と言ってみて下さい。その後、姿勢を正してもう一度「私は元気だ」と言ってみて下さい。前者の場合はポジティブな言葉であってもなんだか気持ちが落ち込むような感じを受けると思います。後者の場合は、その言葉通り、自分の中から前向きな感じを受けると思います。姿勢の悪さは精神にも悪影響を与えるのです。

 

また、姿勢が悪い事で、太りやすくもなります。背中が丸くなったり骨盤がねじれていると、胃や腸などの内蔵も圧迫されたりねじれたりして本来の消化機能をうまく果たせなくなり脂肪がつきやすくなります。

 

姿勢の悪さが身体に及ぼす悪影響を挙げだすとキリがありません。普段から自分の姿勢を意識して生活する事で、健康的な身体に近づく事ができるのです。


どうしてぎっくり腰になるのか?


みなさんは「ぎっくり腰」になった事がありますか?患者様にお聞きすると過去2〜3回
ぎっくり腰になった事があるという方もちらほらいらっしゃいます。

 

「ぎっくり腰=急性腰痛症」はよく重たいものを持ち上げた時や急な動作時に、急に
腰に激痛を感じるといわれています。その痛みは激しく、その場にうずくまってしまう
程で、欧米では「魔女の一撃」とも表現されています。

 

その時に腰に何が起こっているかといいますと、筋肉の肉離れや過剰な緊張、腰椎の捻挫
などが起こっています。

 

ではどうしてぎっくり腰になるのか?

 

ぎっくり腰は、その直前の行動(重たいものを持ち上げたり急な動作等)が引き金となって
起こりますがそれはあくまで引き金に過ぎません。

 

普段から重い荷物を運ぶような仕事をしていたり、中腰の姿勢を続けたり、骨盤や背骨のゆが
みを放置したまま生活する事で特定の筋肉や関節に負担がかかり続けます。

 

そして、筋肉や関節にかかる負担がMAX状態になった時に、ふとした引き金で激痛が腰をおそう
のです。イメージとしては、バケツの中の水が一杯になった状態で、さらに水を入れようとするとバケツの水が溢れ出すというような感じです。

 

ですから、ぎっくり腰は普段から腰に負担をかけ続けている事が大きな原因のひとつといえます。

肩こりと姿勢

首や肩周辺にこり感を感じる状態、いわゆる「肩こり」でお悩みの方は非常に多いと思います。
肩こりとはなんぞや?

 

一言で申しますと、「血行障害」です。首、肩周辺の筋肉に酸素や栄養を運び、老廃物を排出するための血液がスムーズに流れていない状態なのです。

 

どうしてそのような状態になるか?

 

それは姿勢が大きく関係しています。人間の頭の重さは成人で約5キロあるといわれています。5キロといえば、ボーリングの球ぐらいです。想像してみて下さい、ボーリングの球って結構重たいです。その5キロ近くある頭は、自分の体より前にある状態の時、例えばパソコンの画面をのぞきこんでいる時の姿勢や、猫背と呼ばれる首から背中にかけて丸くなっている姿勢の時は、首、肩周辺の筋肉によって支えられているのです。

 

その姿勢が長く続くと、頭を支えている筋肉はだんだん緊張してきて固くなってきます。そうするとその筋肉の中を通過している血管も圧迫されて血の流れが悪くなってきます。血の流れが悪くなると、酸素や栄養の運搬、老廃物の排出が滞りだし、それによってさらに筋肉は固くなってきます。どんどん筋肉が固く緊張する悪いサイクルになって、それが首や肩のこり感を生み出しているのです。

 

つまり、肩こりの原因の一つは、頭が体よりも前に位置する姿勢なのです。